ムカデに毒はあるの?~ムカデの危険性
単刀直入に言うとそれは種類によります。日本にいるムカデは約100種類と言われておりその中で害を及ぼす毒を持っているものはたったの6種類です。その中で出くわしやすい3種を見分ける方法を簡単に解説します。(画像は載せないので虫嫌いな方はご安心を…)
トビズムカデ
トビズムカデは国内で最も大きいムカデで8~15センチほどで、足は21対あり黒い体に朱色の頭、黄色い脚をしているのが一般的です。しかし地域によっては足も赤いものもいるようで、北海道を除く地域に生息しています。湿った落ち葉などの下にいることが多いです。毒はそこそこ強いですが死んだりすることはないレベルです。
国内のムカデの毒で死ぬことはほとんどないですが免疫力が弱いお年寄りの方や子供は要注意です。噛まれたらすぐに病院へ向かいましょう。
アカズムカデ
アカズムカデは国内で最も毒が強いムカデです。だいたい日本全域に生息しています。大きさはトビズムカデと比べて8センチ前後と小さく、黒い体に赤い頭と足をしています。足が23対あるのでそこでトビズムカデと見分けることも可能です。このムカデに噛まれるとアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあるので大人でも要注意です。
※アナフィラキシーショックとは体がアレルギー反応を引き起こし血圧の低下や意識状態が悪化する状態のことです。スズメバチに2度刺されると起こる症状と同じです。
アオズムカデ
比較的珍しい種で青森県以南に生息しています。毒はそこまで強くなく、全体的に青黒い色をしています。大きさは10センチ前後のものが多いです。
ムカデをお手軽に退治するには?
殺虫剤
殺虫剤はこの凍結タイプのものがおすすめです。生き物は冷たくなると動きが鈍るので鈍った後は何かで潰してしまいましょう。
このムカデコロリは最強です。設置型の殺虫剤なのですがムカデがよく出る花壇、侵入されたくない玄関などにおいておくとコロッと倒せちゃいます。私もムカデコロリは夏に設置しているのですが一番効果が高いと思います。
熱湯をかける
殺虫剤が臭い、化学物質を使いたくない場合は熱湯をぶっかけるを即死させれるのでおすすめです。デメリットはお湯を沸かすのに時間がかかるという点ですがこればっかりは仕方ありません。
ムカデの侵入を予防
ムカデの侵入対策は以下の点に気を付ける必要があります。
- 落ち葉の下などじめじめしたところに生息
- 玄関や窓の隙間からの侵入
- ゴキブリなどエサを求める
- 雨上がりの洗濯物に引っ付いてる
最初にも話しましたがムカデは落ち葉の下、花壇、岩の下などに潜んでいるのでそこらへんにムカデコロリを設置しておくといいでしょう。
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窓などの隙間には子の隙間シャッターを張っておくことで侵入を防ぐことができます。隙間シャッターはエサとなるゴキブリの侵入を防ぐこともできるので一石二鳥ですね!
雨上がりはムカデが出てきやすいので洗濯物と干す際はムカデが付いてないかしっかりチェックしてから取り込むことをおすすめします。